イーガオぶらり視察ツアーin南九州

もくじ

南九州視察ツアーに行ってきました、セキュリティ担当のオショウです。

ある日イーガオに南九州市役所から連絡があり企業誘致を進めている一環で視察ツアーに参加しませんかとのこと。
社長から話しを聞いて

面白そう!行ってみたい!俺、行きたいっす!

となりました。

セキュリティ担当と南九州視察ツアーに関係なさそうですが、そこは

もともと地方創成に興味があり、地方の現状を間近で肌で感じれること、
また、セキュリティ事業として地方はどうなのか、
IT化を進める地方に対しセキュリティはどれほど価値があるのか、
入る余地はあるのか?
といった可能性を確認するうえでも有益だと考えます

という風な、“会社的な目的がちゃんとあるんですアピール”をしつつ、コバンザメのごとく付いて行くことができました。

★1日目

鹿児島空港到着

わたくし、初の九州でございます。
暖かいイメージをもってましたが、気温は東京とそんなに変わらないのね。
そこからすぐにバスに乗り込み、南九州へ移動。
ここから先帰りの飛行機に乗るまで、全てバス移動です。
座った席には、なぜかマイクが設置されていました。

これは歌えという事か!?

とレパートリーを脳内検索しましたがマイクの出番は有りませんでした。

着いた先は南九州市役所

南九州市役所では、市長さんの挨拶やら市職員・参加企業・運営者含めた全員の自己紹介して
南九州市についての紹介や現状が語られ、市役所の方々との意見交換が行われました。

知覧特攻隊博物館

個人的にも一度行ってみたかった、国内でも有名な博物館です。
青年たちの清らかな魂に触れ、自分を見つめ直してしまうものです。

コワーキングスペース見学 379 Work Terminal 「PACBO」

5年前に東京から南九州に移住した方(奥さんが南九州出身)が運営。
気になったので質問してみました。

移住してみて実際どうっすか?

仕事と家族に集中できるので、そういう方には適してます

田舎だと消防団とか地域のあれこれで休日がつぶれませんか?

住んでいる所は街中なので、そういうのは今まで一度もないです。
もしかすると山奥の方にいくと、
色々手伝いをお願いされることはあるかもしれません

夕食は居酒屋『アバウト川辺店』で懇親会

地元の方に聞いて、団体では入れて予約できるお勧めのお店とのこと
鳥刺しや鳥ユッケやカツオにさつま揚げなどなどを、地元の芋焼酎とともに頂きました。

基本全部うまいっす!

醤油が比較的甘くコクがあり、たまり醤油に近いのが印象的でした。

地元スーパーで買い物 AZスーパー

コロナ影響で居酒屋は早くにラストオーダーになるため
飲み足りない方はここで買い出しして宿泊場所で続きを楽しむ想定とのこと。

でけぇ!これがスーパーなのか!?

って思うほど、大きめのホームセンター規模のスーパーです。
見て回るだけでも、結構時間かかるし、品ぞろえも豊富。
居酒屋でも食べたけど、鳥刺し(約300円、刺身より安い)とおにぎり購入しました。

宿泊するホテルに到着

鳥刺しをつまみに焼酎を頂く。
鳥刺しをおかずにおにぎりを頂く。

どっちも合う!鳥刺し万能か!

といった満足感とともに就寝、一日目は終了しました。

★2日目

ホテルの朝食バイキングから始まり、朝8:30バスに乗り込み出発。
2日目が始まりました。

山奥の廃校 リバーバンク森の学校

山奥の廃校を使用したイベントを企画運営されています。
音楽イベント「グッドネイバーズ・ジャンボリー」から始まり、今ではそのほか様々なイベントや施設を運営していらっしゃいます。
もともと東京で音楽系のイベント運営をしており、地方進出したとのこと。
気になったので聞いてみました。

音楽イベントを考えた際、なぜこの場所に決めたんすか?

音楽イベントなので騒音問題があります。
それを考慮すると、消去法でこの場所しかなかったのが決めた理由です

第一回目の音楽イベントで、そのときはまだ比較的近くの集落におじいちゃんが住んでおり、
耳が遠い事もあり音は聞こえなかったらしいですが、低音の振動が伝わったらしく
なんだかピリピリするとのことで、何をしているのか様子を見に来たことがありましたが
野外音楽イベントで弊害となる騒音の苦情は一切ありません。

コワーキングスペースTANOKAMI STATIONの見学

同じ敷地内に温泉施設あり、一階にはクラフトビール屋があり…!!
素晴らしい環境である、ぜひ他のワーキングスペースも見習って頂きたいものです。

現地企業アイティーコーポレーション様へ訪問

スクリーン印刷、PS版製造、資機材販売などを手掛けています。
素材を活かした新たな商品を模索しているとのことで参加者の皆さんがアイディアをつのっていました。
そもそもスクリーン印刷等全く知識のない分野だったので勉強になりました。

昼食 道の駅 やすらぎの郷

その土地特有のモノがあふれる道の駅は、旅行の際に見つけたら大概寄っていくほど大好きです。
地元黒毛和牛のステーキ定食なので、そりゃうまいよ。
そして麦味噌で作られた味噌汁を初めて頂きました。

大変美味である!

これがこの地域の味噌汁かと感動しました。

岩屋公園を観光

高さ20mの断崖に刻まれた磨崖仏群、市役所の方の説明を聞きながら当時の文化に思いをはせる。
説明を聞きながら観光するのはツアーの醍醐味、やっぱり説明があると楽しさが違います。
そのまま同じ敷地内にある『サクラノヤカタ』にてテレワークタイム。
広い公園の中にあり、外見は金閣寺に近く、中には茶屋もあり、2階ではテレワークが出来る環境になっています。

知覧醸造様で醸造所見学

やってきました、このツアーの中で一番楽しみにしていた醸造所見学。
プライベートでは日本酒の蔵や蒸留所の見学に行くくらいこういう見学は大好きです。
ここは芋焼酎メーカーでもあり、お茶も作っていて芋焼酎とお茶を合わせた『知覧Tea酎』がおすすめとのこと。
芋焼酎の説明と工場見学をさせてもらい、芋焼酎を購入。
気になったので聞いてみました。

芋焼酎の飲み方はロック、水割り、ストレート等ありますが、何がおすすめですか?

お湯ですね。
ここらでは昔から季節関係なくお湯で割るのが芋焼酎の飲み方です。
芋焼酎とお湯を私は4:6くらいで飲みます。
若者は6:4くらいですね、私も若い頃はそのくらいの割合でした

夕食は居酒屋『串源』で懇談会

お膳形式で見た目もよく、焼き鳥、お刺身、砂ぎものユッケ、さつま揚げ、豚骨煮込みなどなど。

なにこれ全部うまい!

地元スーパー『タイヨー』で買い物

the地元のスーパーって感じだけど、それでも鳥刺しは売っている。

そんな感じで2日目が終わりました。

★3日目

最終日となる3日目は前日同じくホテルの朝食バイキングから始まります。
なぜ旅行先の朝食バイキングでは沢山食べてしまうのか疑問に思いつつバスに乗り込みます。

地元団体NPO法人頴娃(えい)おこそ会

地元の方と協力し空き家改築や公園の整備をされています。
空き家を改築し、事業として街作りととして進めてきたこれまでの貴重な経験談を聞くことができました。
空き家改築や古民家再生に興味はあるけど、やるのは相当大変そうです。

番所鼻自然公園とタツノオトシゴハウス

タツノオトシゴと海を眺めながらゆったりできるカフェでもあり、タツノオトシゴも購入できる素敵な場所でした。
初めて知りましたが、タツノオトシゴは白身魚に分類されるとのこと。

お前、魚だったのか……!?

釜蓋神社

その昔、天皇が来たとき、もてなしに作った釜飯の蓋が飛んで行った場所とのこと。
なぜそれが神社になるのか、若干の疑問がのこりましたがそういうものらしいです。
釜の蓋を頭に載せて鳥居から賽銭箱まで歩けたら願いが叶うらしく、皆さんで挑戦しました。
わたしは坐骨神経痛のため、途中の3段くらいしかない階段がどうしても無理でした。
われらが社長は余裕でクリアしてました、流石です。

昼食とお土産購入と知覧茶屋

豚骨煮込み定食&茶蕎麦を注文。
この辺りは、どの店で何を食べても美味しいのかもしれません。

武家屋敷庭園群

ここでも説明付きの観光でした。
案内ボランティアの いりささん(逆から読むと さりい なので サリーさん というあだ名)
お孫さんが結婚するくらいのお歳なのに、元気で可愛らしくお茶目で、はきはきと分かりやすい説明に感動。
愛されキャラに年齢は関係ないのだなと実感しました。
時間の都合上、全ての説明を聞くことが出来ないのが残念ではあったものの、それでもかなりの多くの歴史や文化を知ることができました。
その間、一切カンペ等見る事なく、すらすらと説明を続けるサリーさん、マジすごい。
一帯に武家屋敷があり、しかも今も代々子孫が住んでいる武家屋敷のなかでも珍しい場所でどこも立派な庭があり、もっとゆっくり観光したいものです。

ワールドカフェ

参加者と現地の方々との個別お話しタイム。

鹿児島空港へ

早いもので、もう帰りの飛行機に乗る時間になってしまいました。
なかなかに濃密な3日間で、楽しく勉強にもなる良いツアーだったと思いました。

会社としては、イーガオとして手伝えること役に立てそうなことがあったら協力していきましょうという感じです。
わたし個人的には、すぐさま業務として何かすることはなさそうですが、そもそもこの3日間の経験が貴重でした。
地方の現状や取り組みなどを肌で感じる事は、普通の観光ツアーでは体験できませんからね。
でも、次は普通の観光で行きたいと思いました。

以上、オショウさんによる南九州視察のレポでした。

作:オショウさん、レイアウト調整:藤田でお送りしました、今回もブログ読んでくださりありがとうございました!

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