もくじ
こんにちは、最近ぽつぽつブログ書かせていただいている藤田です!
以前、育休・復職についてのアンケートの結果を振り返る座談会について記事を書かせていただきました。
今回はその座談会の後編、いよいよメインテーマとなる育休・復職周りの不安について赤裸々に語っていただきます!
前回までのあらすじ
非常に多くの方にご参加いただいたアンケートにテンションも上がる座談会参加メンバー。
現在育休を取得された方はまだまだ少ないけれど、育休に関して意欲的な方はたくさんいる事が見えてきました。
また、アンケート結果を元にtalk_kidsという育児について話すslackチャンネルも発足し、盛り上がりを見せています。
さて、すでにボリュームたっぷりの前編でしたが、今回も貴重なお話盛り沢山でお送りします。
前置きもこんなところで、それでは本編をどうぞ。
復職時と育休中の収入面に関して不安な人が多いみたい
今回一番大きなテーマとなりました、育休〜復職に関しての質問です。多くの回答や、あったらいいなと言う制度や補助について、いろいろなご意見をいただきました
仕事に戻れるかって言うのと、収入とか、みなさん不安に思われる部分は概ね一緒なんだなあと
そうですね。あったらいいな制度や補助のご意見でも、お金系いろいろ上がっているし……
お金に関わるアレコレ
育休期間中のお金に関しては、先日受けたセミナーで、意外と手取りは変わらないのではって話もありました
手取りと育休中の収入の月額について、自分のときやネット情報からまとめたものを、参考として社内wikiに載せてたりします。(改めて社内には周知しますね)
自分の場合は育休手当と、出産手当金とかも入ってくるので、男性で育休だけだとちょっと変わってくるかもしれないですけど
なるほど。保険料とかもないもんね
そうです~。保険料は控除になりますね。なので自分の場合は、元の給料の8~9割近いくらいでした。育休期間が一年フルじゃなければもっと減る期間は変わるかも‥…今後男性は1ヶ月は8割支給とかありますし
育休手当6割って聞くと生活できないって思っちゃうかもしれないけど、8割だとちょっと変わってくるかもね
こう言うのをアピールしていければ、育休のハードル下がるのかなあと
そう言うので言うと、ベビーシッターの補助が国で こう言うのが
定期的な保育所とかではないんですが、ベビーシッターの依頼を福利厚生として会社が提供できるものがあるみたいです
あったらいいなであげてくださったお金系の補助って、結構国から出てるんですね
前にベビーシッターのやつ一回調べてみた事がある。今後会社の人数も増えて、需要が出てきたら検討していくかもしれないね
身の回りの製品を準備する補助金があると嬉しいかもという意見もありました
イーガオからお祝い金ってありますよね
あります!
なので、それを利用していただくという事で……もっとそれを周知していけたらいいですね。ついでに、子育て経験のあるダブル田中さんは、あると便利な身の回りの製品で何かおすすめのものってありました?
ある!持ち運びできるフードカッター とスプーン!
うどんとか麺とか切って子どもが食べやすい長さにして食べさせられるようにするやつ
カッターだけならよくあるんだけど、スプーンとケースでセットになってるやつがあってめっちゃ便利だったんだよ
私は、空気で膨らませるベビーバスが便利だったなあと。捨てるのも簡単だし。あと逆さにしてもこぼれないコップ!布団の近くで渡しても心配ないのが大変便利でした
「復職慣らし期間」って良さそうだけど、どうなんだろう?
育児こぼれ話もたくさん伺えました。そう言う話とか情報育児チャンネルで共有できたら良さそうですね!
さて復職について。育休からすぐ復職だとしんどそうとの話ですが、実際復職されためぐさんやってみてどうでした?
育休中、合間にいろいろやってみようと思ってたんですけど、寝かしつけで一緒にそのまま寝ちゃったりで全然できなかったです……
こないだ産業医の先生が言ってたんだけど、慣らしがあるとかえって復職できなくなっちゃう話もありますよね
リズムが崩れちゃうとかなんですかね
気分の切り替えが中途半端になっちゃうみたいだよ。GW明けとかみたいな。実際、どうだった?
復職して、最初1ヶ月くらい作業もわりと緩やかな時期があって、確かになんかモヤモヤしてた時期あったかもしれません。何度か田中さんには相談したりしましたしね。確かに、やるぞ!ってやる気にならないとダメかも
私も連休明けとか全然仕事にならないですもん(笑)
田中さんの前で言うのもあれですけど
皆そんなもんですよ(笑)
育休明けで言うと、保育園とか慣らし保育で時間短かったりするので、それに合わせて送り迎えとかするので、その期間に仕事や生活リズムの方も慣らしみたいな感覚かも
だから、慣らしの制度ってより、仕事振ったり受け入れる側の意識の問題かもしれないね
休職じゃなくても、新しい現場行く時とかも似た感じかもしれないですね。
そう言う時も、育児チャンネルとかで復帰したての方の雑談とか悩み共有とかできたら良さそうですね
この人もそうだったって言うのが知れるといいかもですね
育休に限らず、いい意味でみんな特別じゃないと言うか。最初から気負い過ぎず大丈夫だよいつでも相談のるよって環境だってメッセージ出してあげると言うか
肩慣らし制度じゃないけど、休みの間もぽつぽつslack見たりしてましたけど、復職して制度とかだいぶ変わっていたので、そこのレクチャーはあると良かったかも・・・
一日二日とか、新入社員に説明するような時間を取っていただけるといいのではと思います
確かにそれは大事だね
復職したら勤務表の出し方も変わってましたし(笑)
何かとすぐに教えてもらってたので、そこまで困った!ってわけではないですが
相談したい時に聞ける先をまずはまとめよう
あと、Carelyのような相談サービスがあるといいかもと言う事ですが
ちなみにイーガオでは、Carelyという健康相談システムを利用しています。詳しくはこちら -> Carely紹介
育児相談について、イーガオで制度としてってより、行政の方の相談サービスとか利用してもらった方がいいのかなあと。平日しかやってないこともあると思うので for優休暇 とかで行くのもありなんじゃないでしょうか
確かにfor優そこに使うのはありかもね
地域で使える相談先があるよって知識を周知するのはいいかもしれないですね
出産の時に資料とか自治体からいろいろもらうんですけど、忘れちゃうんですよね……まとめられていると助かるかもです!
育休中だけじゃなくても、社内副業的な物があると良いかも!
そういえば育休中の仕事ってしていいんですかね?
いいんだよ。程度によって育休手当が減額されるけど
なるほど、そうなんですね!そこに関連して、育休中に出来る仕事のリストが欲しいって意見もきてます
確かに、単発で任せられる仕事のリストを作るのは出来るかもしれないね
そこから選んで社内作業とかやりすくなるかもしれないですね。育休中だけじゃなくても、社内副業的な
今やってるイーガオクエストが、そのタスクのやりとりの大元になっていったらいいなと
前向きに検討中です!
自分のキャリアをどう動かしていくか、常に考えておく事が大切
育児が理由ではない場合でも、安心して休職・復職できる環境だといいなというコメントをいただきました。今って、休職して復職された方っていらっしゃるんですか?
いっぱいいます
じゃあ現状、結構安心なんじゃないですかね
休職して、復職して同じポジションで給料とか下げるのは違法ですもんね
そうだね。それは絶対にない
私は、復職する時にキャリアを考えて前とは違う仕事をさせてもらう事を会社と相談したりしました
休職や復職を不利益に扱うことは絶対しないけど。自分の市場価値やキャリアにとってどう言う影響があるか。休職だけじゃなくて、普段も自分のキャリアを踏まえてどう言う風に動いていくか考えるのが大事だって感じだと思います。うちでも自分のやりたい活動をするのに2ヶ月休んでって人もいたりするし
今後は面談シートを取り入れて、復職後の業務のすり合わせなどをヒアリングと書類で残すようにしていこうと思っています。休職と復職、キャリアについては、相談しやすい環境にはなっているのかなあと
戻る場所を自分で作るのも楽しそう?復職後の働き方
復職後の現場や勤務時間、また働き方について、希望をお伺いしてみました。(複数回答可でした)
現在の現場:SES | |
復職後の現場 | SES:13名、受託:8名、バックオフィス:3名、他:3名 |
復職後の勤務場所 | リモートワーク:17名、現場:3名、他:1名 |
復職後の勤務時間 | ?:8名、フル:7名、時短:2名 |
現在の現場:受託 | |
復職後の現場 | 受託:8名、SES:3名、バックオフィス:1名、他:1名 |
復職後の勤務場所 | リモートワーク:7名、現場:1名、他:1名 |
復職後の勤務時間 | フル:4名、時短:2名、?:2名 |
現在の現場:バックオフィス | |
復職後の現場 | バックオフィス:2名 |
復職後の勤務場所 | リモートワーク:2名 |
復職後の勤務時間 | 時短:1名、?:1名 |
戻る場所を自分で作るのも楽しそうって意見もあって、素敵な意見ですね
SESの人は、概ね現場に戻りたいって感じなんですね。受託でもと言う方もいるけど。男性は時間もフルって方も多かったですね。あと、まだその時になってみないと分からないという事で?回答の方も多かったです
男性の育休ってニュースでよく聞くよね
日本でも男性の育休について、続々と制度や支援の整備が進んできています。そこで、男性育休周りの知識について、以下の四点をどのくらい周知されているのか聞いてみました。
- 男性が育休取得した際に、育休給付金を67%から80%に引き上げる検討がされているのをご存じですか?
- 女性も男性も同じだけ育休が取れることをご存じですか?※ただし、女性の場合は出産後56日は産休となるが、男性は育休に含まれる
- 男性の場合、育休を分割して取得できることをご存じですか?※子の出生後8週間以内で1度、その後もう1度取ることができる※女性は産休期間であるため該当しない
- 育休中も仕事をすることができ、給与がもらえることをご存じですか?※基準を超えると育休給付金が減額されます
意外と知られていないものが多かったですね
ここについては、こう言うものがあるよってのをアピールしていければいいなと思います!
最後に一言、代表より
子どもと過ごす時間は一生の中でも一瞬だし、大事にしたいなあと思います。子育てを通して、自分の価値を高められると思うし。仕事ばっかりやってても面白い事なんて考えつかないし(笑)そう言う観点でも、大切な時間として考えていきたいと思っています。
皆様アンケートのご回答、様々なご意見ありがとうございました。
実際にアンケートの結果を元にslackチャンネルの準備が進んだり、皆様の声のおかげで着々と活動が進んでおります。
今回の結果を踏まえて、ダイバーシティ推進委員会はより良い環境作りに尽力しています!
今後ともご協力よろしくお願いいたします。