もくじ
はい!みなさまお待ちかね!
イーガオの「短く、深く、遊ぶ。」1クール部活、
ガオグルマンの活動紹介ブログ続々編をお届けでございますーーっ
ガオグルマンって何なのー?って初めて見られる方や、もういちど読み返したいわ~って思ってくださった方、前編、続編のブログはこちらです。ぜひ。
さてさて、ビール好きがあつまった短期部活ガオグルマン。
企画編で「イーガオオリジナルビールをつくろう」となり、
調査編で「IPA!キミに決めた!」とつくるビールのテイストを決めました。
しかし、調査編の時点では、オリジナルビールをつくるための醸造体験の予約はとれていなかったのです。。。
(まだ予約はじまってなかったから~~)
まぁもくじで見えてるからアレなんですが、無事に予約は取れて、醸造体験にいけたよ!です☻
そんな予約から始まり、醸造体験でどんなことをしたのか、写真多めで紹介させていただきますーー!
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予約できないと始まらない
体験に行きたいTokyo Aleworksさんは、体験予約がすぐに埋まってしまうらしく。。。
予約開始日、開始時間前に待機して予約することにいたしました(鼻息)
なんと期せずして予約開始日がイーワークデイ!
イーワークデイとは、イーガオの毎月第三金曜日にある「やりたいことをやっていい日」。ゲーム開発やslackbot作成、カラオケで高得点だすぞ、ってやってるメンバーもいたり。先月はデイキャンプや映画にいくメンバーがいたよ。
誰が一番タイピング速度が速い?!
タイピングの練習で誰もが通ったであろう(たぶん)かの寿司打さま・・・。
今回、予約申し込みで一番タイピングが早い人にお願いしよう!!ということで、
予約日に参加できる人みんなでやってみましたー笑
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寿司打なつかしおもろかったです!
寿司打は昔Flashだったときに速度のランキングがでてたりしましたよね
そのとき1位だった人が手元動画をyoutubeにあげてて、めちゃ早ですごかったーー
ガオグルマンメンバー内で圧倒的な差をつけて1位(仮)だったタニーさんのコメントをご紹介!
一回目が悔しい結果で二回チャレンジしてくださっての結果だったから、1位の座は辞退されたです。紳士…!
寿司打を仕事(?)で使う日が来るとは…と。リベンジしたら成績よかったですが、一発での成績を出せたらカッコよかったですね。笑
予約前に入念に(?)認識合わせ
予約できる日程は事前にでていたので、どの日が第一候補であるかを事前にヒアリング。
予約開始時間の12:00になってサイトの申し込みページをみると、、、すでに×の日も!はや!
(体験時にきいた話、開始1時間でほぼうまっちゃったとのこと)
第一候補の日は空いていたので、無事に予約完了ーーーー!
ついに醸造体験当日
予約した日からはや1か月弱、、、
待ちに待ったこの日、集合時間は朝10時ちょい過ぎ。
Tokyo Aleworksさんの醸造場所は、夜に開店するタップルームと併設されており、そちらのお店が体験中の休憩スペースとのこと。
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店内、ひろ~~い!タップが並んでてテンションたかまる。。
事前説明
配られたエプロンを身に着け、まず最初に、ビールをつくる工程や本日の注意事項などを説明をしていただきました。
あたりまえですが、みんな真剣…!
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早速作業開始!麦芽の計量、粉砕!
ビールの原料、麦芽。
麦芽の糖分を酵母が食べてアルコールはつくられます。
麦芽はそのまま食べたら、人間も酵母も「甘い」と感じないため、「甘い」と感じられるように分子を細かくしていきまっす。
細かくする工程は、大きく2つ。
1.粉砕機で粉砕!
2.酵素によって分解!
麦芽さんは他のお酒の原料と違って、自分自身で酵素をもってるとのことで。
いい感じの温度帯をキープしてあげるだけで糖分を分解して、自然と甘くなっていくんですって。おもろし…!
麦芽計量
まずは粉砕前に、麦芽の計量をしていきまっす。
今回使う麦芽は3種類。
2つはカナダ産、1つはドイツ産。
麦芽の8~9割はベースモルトという効率よく糖分をとるものとなるそうです。
ベースモルトだけだと淡泊な味わいになっちゃうので、
のこりの1~2割がカラメルモルトっていう、その名の通り麦芽を少しカラメル化させたもので、香りや色付けでいれるとのことーーー。
今回作るビールはIPAなんでオーツはいれないけど、いれたらとろみがあって濁ったビールになるんですって。ふむふむ。
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麦芽を味見させていただいたのですが、これだけでも美味しかったです!
おつまみになりそう(人によってはw)
麦芽粉砕
計量した麦芽を粉砕機に投入!
人の高さより大きい機械。段をのぼって慎重に運びますー。
粉砕はあっという間!!
つくる量が少ないので、ほんとに一瞬。通常だと数十分かかるとのことです。
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味見した麦芽と、粉砕後の麦芽を比べてみるとこんな感じ!
(アップ度合いが違っててわかりにくいかもで申し訳ない)
粉砕は小麦粉とか米粉みたいに粉にするんじゃなく、粗びきという感じです。
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糖化、まぜまぜ
お次は粉砕した麦芽を煮沸器にいれて、温度をあげていきますーー。
先ほどちょろっとお伝えした、
「麦芽さんは自分自身で酵素をもってるから、いい感じの温度帯をキープしてあげるだけで、糖分が分解して、自然と甘くなっていく」
これ、これです。
この「いい感じの温度帯をキープしてたら甘くなる」を糖化っていいます。
糖化して甘くなったら、酵母さんが糖を食べてアルコールにしてくれるんです。
「酵素」「酵母」名前が似ていてややこしい気がしてきたのでちょっと整理ーーー
酵素 ⇒ 麦芽自身に含まれていて、糖分を小さく分解して、より甘くしていく子。
酵母 ⇒ あとから投入するビールの材料。糖分をアルコールにする子。
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鍋には80度くらいのお湯が入ってて、冷たい麦芽を投入することで、ちょうどよい温度帯になるとのことです。
何回かにわけて、麦芽を鍋に投入していったですよ
すぐダマになっちゃうから、かきまぜる大きなヘラで、壁にこすりつけてすりつぶすようにするんですって…!
糖化で煮詰める過程は香りもでてくるし、けっこうな重みがあるのを混ぜることになるので「作ってる」感が一気に出てきました。
ミネラル投入
ビールをつくるための水質調整に必要な、あらかじめ計量していたミネラルを鍋に投入するよ
そんでもって、麦芽の酵素さんが存分に働ける(糖化する)pH値と糖度であるかの確認をして、午前の部は完了ー!
糖化の工程がそれなりに時間がかかるので、ここでお昼タイムにはいりまっす!
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お昼休み
なんとですね。お昼にお店をあけてくださるとのことで、飲めちゃうんですって。
ということで、さっそく、
カンパーイ!
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7人で店内貸切。。なんて贅沢な時間なんだ。
さすがに午後の部があるので、1杯だけにしましたw
店内にあったピンボールで遊んでみたり。遊ぶだけでなく、ビールのラベルをどれにするか、ビール名は何にするか、しっかり検討もしましたーーー!
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ごはんの手を止めて考えてる感じでかっこいいね!(?)
ビールのラベル、めちゃめちゃ種類があって、みんなで悩みましたわですわ
どんなラベルになったか、届いたビールのお知らせもするのでお楽しみにしてくださいませませーーー!
糖化具合はどうかな?マッシュアウト温度調整
先生!マッシュアウトってなんですか!
酵素が働く糖化のことをマッシングっていうんだけど、
マッシュアウトは酵素の働きをとめる作業のことをいうよ
ということで、鍋の温度をあげて、酵素の働きをとめます。
そして、いっぱい働いてもらった麦芽さんは、ここでお別れいたします。
麦汁ろ過
液体をどんどん下の鍋に落としていって、麦芽とわけていきます。
麦芽についている糖分がもったいないので、お湯をかけて、糖分を流していきます。
流し終わったもの、麦汁が、むらなくまざるようにしっかり混ぜます。
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あっさり書かせてもらってますが、このろ過の工程、15分弱かかっております。
体験サイズでこの時間、通常サイズだと、1時間くらいかかるとのこと…!
のこった麦芽は色々再利用されていて、このお店のハンバーガーのバンズにもなってるそうです。
(麦芽、使わないと半日ほどでダメになっちゃうらしく、難し切なし。またハンバーガー食べよう)
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pH・糖度測定、麦汁味見
ムラのないよう混ぜた麦汁さんのpH・糖度を測定。
糖度はなーんと15!
一般的な桃だと糖度11くらいらしいので、それより高いんすね…!
糖度からアルコール度数が予測できるという話が印象的でした
そして、まだホップをいれる前の麦汁、試飲させていただきました!!
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麦芽コーヒーの味わいににてる…!
くどくない爽やかな甘みというんでしょうかね?
元々麦芽コーヒー好きな私は素朴おいしいなーって感じでしたーーー
ホップ投入、くつくつ煮込む
使うホップは3種類。
ニュージーランド産が2つ、アメリカ産が1つ。
高い温度で煮込めば苦くなって、短いと香りがつくそうです(グラグラ煮込むと香りがとんじゃう)
今回は香り重視のIPAなので、3回にわけて投入。
最初に苦味をつけて、残りのホップは香りづけのために使うとのこと。
ラガーだったら煮込む最初に投入して終わりなんですって。
温度調節やペーハー値が大事で、それによってけっこう味が変わるんですね
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ホップをいれると一気に香りや色が変わっちゃいますね…!
参加したメンバーも印象深かったようで、コメントを多数してくださってました。
ホップを入れた段階
色の違う泡がブワッと湧いて香りも一気に変わって、某魔法映画みたいだった!w
ホップを入れるタイミング(濾過、煮込み)が1番印象に残りました。
入れた前後で麦汁の味が全然違っていたのとビールになっていく感じが感じ取れました
熟成時に入れるホップの香りがまんまIPAをグラスから飲む直前に香る香りだったのが印象深かったですね。
麦汁のワールプール、冷却、発酵器に移送
煮込んで温度をあげて殺菌した麦汁を、ワールプールというタンクで不要なたんぱく質やホップのカスを除きますです。
白いもやもやしたのがとけきらないたんぱく質なんですって。
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殺菌のために温度をあげた麦汁を、今度は、酵母が発酵しやすい温度まで下げて、
下げたあとにタンクから発酵器に移送するための準備をいたします。
殺菌された金具を慎重に取り付け。
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移送する管にはなんと分岐があります!
発酵器に流す方と、捨てる方へと切り替えることができ、まずは捨てる方に切り替え。
流れてくる麦汁の最初は、ホップのカスとか殺菌した液体が混ざったりしてるため、その部分を取り除きます。
最初は白~緑色の液体から、見事に色が変わります!
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この奇麗な色になったら、分岐を発酵器に向けて切り替えます。
最初は除菌の薬や濁りがあり、色が琥珀色に変わる瞬間、樽へ移動させたとき。印象深いです!
ここでもう一度麦汁を試飲!
今度はホップをいれた後なので、最初に飲んだ麦汁とは全然味が違います。苦味あり。。。!
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こういう体験がないと麦汁が飲めないので貴重な体験でした!
醸造体験としては発酵させる前の麦汁を飲めたことがレアなことだと思うので嬉しかったです。
お片付け!
工程の合間にもお片付けはしていたり。
大きい鍋から小さい部品まで、しっかり洗浄いたしました。
今日はいっぱいありがとう!
(ホースあらうとき、水をだすのにしくると、みんなびっしゃびしゃになっちゃうんですって。責任重大w)
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醸造体験ラスト!酵母投入
発酵タンクに酵母を投入しまして、醸造体験終了ーーー!
あとは醸造所の方にお任せでございます。ありがとうございます…!
美味しいビールになってね。
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今後やることについて打ち合わせ、打ち上げ、最後に感想紹介
体験して心が熱いうちに、今後の展開について打ち合わせをがっつりいたしまして、
終わり後は打ち上げと申しますか、楽しくのみあかしましたーー!
朝から考えると12時間近くお店に滞在していたのかしら。。楽しすぎた。。。
最後に、参加したメンバーからの感想を紹介させてくださいー!
あの美味しいビールが口へ運ばれるまでにこれだけ多くの時間をかけているのだということを実体験できて楽しかったですし、人生の中で貴重な経験でした!
全部が新鮮で見てるだけでも楽しかったです。お店が貸し切りだったのも贅沢でよかった。
個人では行かないと思うので貴重な体験でした。真夏だと工程中のビールの温度下がりにくかったりとかもあるらしいので時期的にもちょうど良かったのかなと。
製造過程について、大手のビール工場だと機械化したラインでささっと通り過ぎてしまうので、なんとなく大ざっぱな流れしか分かっていなかったですが、時間をかけて一つ一つ見守りながらつくっていくと理解が深まったので、これから選んだり飲んだりする際の解像度が上がったかなと思いました。
またガオグルマン(=社内の活動)としても、この短い活動期間に集中的に一緒に取り組んで来た皆さんと、一つの「成果」に向けて取り組むことができてよかったです。(今まで飲むことばっかでしたので…)
ガオグルマンの今後のお知らせ
いやはや、醸造体験めちゃ楽しかったです。
試飲で美味しかったスタウトやめずらしいサワーエールなども醸造してみたいですね。。そわそわ。
さて、めちゃめちゃ長くなった今回のブログ、最後まで目を通していただいて大変ありがとうございました……!!!
今後のガオグルマン活動のお知らせですが。。。
イーガオ社内に向けた、今回醸造したビールのおひろめ会を予定しています!!!
どんなビールができたのか?
お味の感想は?
などなど。。。
12月中にはお伝えできるかと思いますので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
ではーーーー