【プッシュ通知】プッシュ通知を簡単に行えるNifty cloud mobile backendを紹介します
もくじ
どうもこんにちは。iOSをメインに開発しているロッキーカナイです。
スマホアプリの開発をしている方ならプッシュ通知を実装してみたい!と思われると思うのですが、実際にやるとなるとプッシュサーバーや、プッシュ証明書、通知周りで用意する事がたくさんあります。私も個人アプリをリリースしておりますが、準備が大変で実装するに至ってませんでした。ですが、最近では簡単にプッシュ通知の実装ができるサービスが多くなってますので、簡単に行えるようになりました。
そこで本日はNifty cloud mobile backendを使ってiOSプッシュ通知の実装の流れをご紹介します。
Nifty cloud mobile backendとは
どんなサービス?
スマートフォンアプリ開発のバックエンド機能が開発不要になるクラウドサービスです。
mBaaS(mobile backend as a Service)とは、スマートフォンアプリでよく利用される汎用的な機能をクラウドから提供するサービスで、iOS、Android、JavaScript、Monaca、Unityで利用可能です。
クラウド上に用意された機能をAPIで呼び出すだけで利用できるので、サーバー開発・運用不要でよりリッチなバックエンド機能をアプリに実装することができ、工数削減によるコストカット・スピードアップに貢献します。
プッシュ通知以外にDBやユーザ管理や認証、SNS連携なども用意されているようで、開発者には一から用意しなくてもよく、嬉しいサービス満載といった所でしょうか。
料金
プラン料金と利用可能内容
プラン | Basic
無料 |
APIリクエスト数 | 200万回 ⁄ 月 |
プッシュ通知配信数 | 200万回 ⁄ 月 |
基本ストレージ | 5GB |
ファイルサイズ制限 | 5MBまで |
スクリプトAPIコール数 | 100回 ⁄ 月 |
スクリプト累計処理時間 | 100秒 ⁄ 月 |
無料プランでも有料同様以下の利用が可能です。
即時配信 | プッシュ通知を即時に配信 | ||
---|---|---|---|
予約配信 | 日時を指定した予約配信 | ||
セグメント配信 | 女性だけ、30代だけなど、セグメントを指定した配信 | ||
リッチプッシュ | プッシュ通知を開封すると、ウェブページが自動的に立ち上がる表現力の高いプッシュ通知 | ||
ダイアログプッシュ | ダイアログ形式でのプッシュ通知(Androidのみ) | ||
開封率確認 | 配信ごとおよび今までの全配信を総合した開封率の確認 |
無料の料金プランのみを記載しております。
また、ご紹介したプランや利用内容は2017/12/16付のものです。変更がある可能性がありますので、Nifty cloud mobile backend料金一覧をご確認ください。
利用方法
利用ステップ
大まかなステップとしては、
Nifty cloud mobile backend側
- Nifty cloud mobile backendの登録を行う
- ダッシュボードが表示されたら、「アプリの新規作成」
- APIキー(アプリケーションキーとクライアントキー)を発行する
- APNs用証明書の登録
ターミナル※1
- SDKのインストール(CarthageやCocoaPods)
Xcode側
- Xcodeでプロジェクトを作成(既存の場合は不要)
- SDKをGitHubからダウンロードしてプロジェクトに登録する場合は、SDKのライブラリ登録※1この場合ターミナル操作は不要
- APIキーの設定とSDK初期化コードの追加
以上の流れでプッシュ通知の実装が行えます。
Nifty cloud mobile backendのドキュメントに分かりやすく記載がありますので、参考にしてみてください。
まとめ
本日はプッシュ通知で使える、Nifty cloud mobile backendの紹介を致しました。
開発ではシビアになってくる人件費や、時間の短縮が可能なサービスなので、個人であっても企業であっても利用しない手はないかと思います。プッシュ通知を実装したいと思われているならば是非おすすめしたいと思います。
以上Nifty cloud mobile backendのプッシュ通知の紹介でした!