もくじ
寒暖差がやばくて体調崩しがちな今日この頃、皆様元気に過ごしているでしょうか。
私は変わらず元気に映画を見る日々を送っています、去年映画館で見た作品で私好みナンバーワンのブラック・フォンがアマプラに入ったので皆見て。
久しぶりに不定期連載、藤田の映画紹介ブログ2023年春の段いこうと思います！
今回紹介する映画のテーマはずばり「シスターフッド」。
皆さん、この言葉を聞いた事があるでしょうか？
ブラザーフッドは多少耳なじみがあるかもしれません。
シスターフッドの意義を簡単に言うと、立場や人種、環境などの様々な事情を超えて、
女性同士で連帯して社会に疑問を投げかけたり、自分らしく生きていくそんなつながりを表す言葉です。
今日3/8にこのテーマを持ってきたかった理由として、今日が国際女性デーであるという事があります。
国際女性デーとは、女性の自由や平等、尊厳について考える為に提唱された日です。
前後の期間も含めて、ジェンダーやフェミニズムについてのエンパワーメントの催しが世界的にたくさん行われています。
象徴する花として、黄色いミモザの花が有名です。
堅苦しい難しい思想だと思えるかもしれませんが、どうしたら自分らしく生きられるか、
社会でいろんな人が息をしやすくなるか、根本はそんな単純な考え方です。
いきなりがっつり本を読んでの勉強の前に、関心を持つきっかけに映画を見てみるのはいかがでしょうか。
という事で、今回はアクションから青春映画から実話ベースのシリアスまで、
いろんなタイプのシスターフッド映画を紹介します！
何か気になるものがあれば、構えることなくまずは映画を楽しむ気持ちで見てみてください。
キャプテンマーベル
皆さんご存じアベンジャーズの始まりの物語、初の女性単独主人公映画です。
自分を肯定するのは自分でいい、何をするか何のために戦うかは自分で決めていい、
自分が認める自分で在る事になんの問題があるか、他人にその判断を任せなくていい。
そういう自信の後押しになる力強くてかっこいい映画です。
355
かなりバイオレンス、アクション強めで結構きついシーンもあるので苦手な人はご注意。
国を跨いで各方面のスペシャリスト達が世界の陰謀を相手どるサスペンスです。
最初は立場的に対立していたチームのメンバーが戦いの中で仲を深めていく姿、
ビジネスライクな関係に見えて着実に深まる信頼がとても良質です。
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
ジョーカーと分かれてふっきれたハーレイクインが愉快でイカしたいかれた仲間たちと大暴れ！
爆発ありカーチェイスありアクションごりごりにあり女同士の友情と連帯と信頼があり！
超ご機嫌お祭りシスターフッドアクション映画です。端的に言って最高。
とにかくエネルギッシュで自分の選んだ人生思いっきり楽しむぜ！という気概にあふれた映画で、
見た後ちょっと足取りが軽くなって自分イケてるじゃんと思える映画です。
オーシャンズ8
各分野のプロが集まってド派手に宝石を盗み出す！
スタイリッシュアクションエンタメ映画の金字塔オーシャンズシリーズの女性オンリ一味ーな一作になります。
それぞれの技術を発揮する場面も最後の見せ場でのドレスアップも最高にエンターテイメント！
立場の違う女性たちが仲良くなったり信頼しあって仕事を共にする景色が心地いいです。
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
ハイスクールに通う陰キャ女子二人が、最後の一日はじけて楽しみたい！
と、張り切ったりスベったり勇気をだしたり、気持ちいい青春ムービーです。
ティーンエイジャーらしい友情と執着の危うさとか視野の狭さとか、
見てて少し気恥ずかしくも懐かしい若者たちの姿が面白い。
ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語
若草物語は皆さん知っている方も多いのではないでしょうか。
ストーリーやキャラのベースがそのままに、姉妹同士の連帯や感情のぶつかり方関係性、
それぞれの選択とそれに付随する思いにスポットをあてた新解釈若草物語です。
見ていると誰に感情移入するのかとか、自分はこうしたかった思いでがあるとか、
見え方がかなり人によって違うので、ぜひ感想を身近な人と話してみてくださいね。
スキャンダル
アメリカの放送局で起きたセクハラ問題を描いた実話をベースにした映画です。
立場もキャリアも違う放送局内の女性たちが、同じ問題に立ち向かう中で
それぞれの考え方を認め手を取り立ち上がる姿が胸に来ます。
かなり生々しくハラスメントの描写があるので、結構ダメージを受けるので見るときはメンタルに注意
SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
少し前にSNSで話題になったMeToo運動を知ってるでしょうか。
その先駆けとなった、映画制作現場のセクハラ告発の新聞記事を書いた記者の実話の話です。
性的被害を受けた女性たちが口をつぐむ心情や、
二次被害的にその後の彼女たちを待ち受けた環境、
記事を表に出そうとする記者達にかかる圧力など、生々しくしんどい社会の動きと、
それぞれのやり方で立ち上がる女性たちの人生がすごい映画です。
（こちらの映画は来月から各所でレンタル・配信が始まるようです！）
今回も拙記事を読んでくださってありがとうございましたー！
なお、社内のメンバーにおかれましてはこんなテーマの映画が知りたい！などなどリクエストもいつでも募集中ですので、リクエストありましたらslackの雑談チャンネルなどでお気軽にお声がけくださいませ。
