ダンス学び直しのために休職した話

もくじ

こんにちは!モジャです。もとい宮本です。

実は去年の暮れから今年にかけて、やりたいことがあり3か月ほど休職してました。

その経緯や、休職してみて思ったことについて、書いていこうと思います。

思い立つ

去年、サイドハッスルという副業支援制度のレポート記事でも何度か触れていましたが
僕は自分のライフワークの一つとして、パンツーラというアフリカのストリートダンスを嗜んでいます。

去年はその活動が勢いづいていて、色々とアウトプットも形になってきていたのですが、
それと同時に「自分自身が納得行くぐらい楽しくやれてはいないな」という想いも強くなり
ダンスに向き合い学び直すための時間が欲しいと思い始めました。

ある程度の長期間。…理想は3か月間ぐらい、集中して取り組む時間が欲しい。
そのためには休職しないといけません。

話を切り出す

当時、僕はSES事業にて客先のプロジェクトで働いていました。

SESとして外部プロジェクトに勤める契約には、更新月というものが一定のタイミングで訪れます。

なので、休職するとしたら少なくとも内定している契約の期間を過ぎた後。

まずは大筋について相談するため、マネージャのホリーさんに連絡を取りました。

宮本
「12月以降のことについてお話したいのでお電話いいでしょうか」

ホリーさん
「了解でーす」

そして電話にて

宮本
「実は・・・こうこうこういうことがしたいので休職したいです」

ホリーさん
「そうかもなーと思ってました。笑 」

悟られてました。

(しばらく話して)

ホリーさん
「なるほどです。進めていきましょうか」

そうして休職に向けて動き出しました。

離任までの進め方を決めていく

僕が離任することで、現場のお客さんや残されるメンバーにはどうしても負担がかかります。間に入ってくれている会社さんの信頼にも影響が出るかもしれません。

その負担、影響を最小限にするのは大前提です。

そのためには…

・いつ離任することを目指して
・どれぐらい前から
・どんな風に現場と話していくのがいいか

を慎重に決めないといけません。

しかし、この問題はかなり難しい。
まずは今のプロジェクトの状況が分からないとお話にならないわけですが、
日ごろ管理職でなく開発メンバーとして目の前のことに取り組んでいるので、
大局的なことを正確につかめていなかったりします。

しかも今必要なのは、それを踏まえての今後の見通し。

・どうプロジェクトが進んでいくのか
・その中で僕がどういう役割をアサインされていく予定なのか

などなど、とにかく情報を集めないといけません。

そこでマネージャと進め方の相談をして、
あくまで僕の場合はですが
プロジェクトの状況を細かく確認しながら進めるという手法をとることにしました。

僕は、現場から離れても一番迷惑のかからなさそうな時期を見極めるため
スケジュールやチーム編成関連など現場の情報収集に努めて、ホリーさんに連携します。

ホリーさんもマネージャとしての観点で、

・休職タイミングは柔軟に変更できるのか、それとも僕の中で確定なのか
・現場を完全に離任するのか、それとも一時的に離れて復帰できるよう持っていくか

などの重要なポイントについて選択肢の提示をしてくれつつ、

二人で現場の状況やキャリアプランについても認識を共有しながら
お客さんと話をしていくために必要な優先事項を二人で整理していきました。

つまり、
・今参画しているプロジェクトへの責任はなるべく果たす形で
・僕の休職計画との兼ね合いの中で、バランスが良い形の離任の流れを探る
というミッションですね。

復帰に向けても細部を詰めていく

一時離任か完全離任かという話が出ましたが、結果的に完全離任という形となり、復帰後は新しいプロジェクトを探す方針となったのですが

その中で、僕の復帰前後の働き方についても
・次の現場を見つけるための営業のタイミングの調整
・次年度の有給が通常通り付与されるように稼働調整
などなど、先の見通しを立てながら進めてもらいました。

復帰後の見通しが立ってることで、思いっきり好きなことができたと思います。

おかげさまで休職と復職に至る流れもスムーズで、無事次の現場で働けています。

引き止められなかった理由

こういった諸々について会社の方から積極的にやってくれたことがありがたく、記事にしてみているわけですが、

中心となって調整してくれたホリーさんにその意図を聞いてみました。

すると…

ホリーさん
「SES開発コラボ(イーガオ内で、SES業務を受け持つグループ)の考え方としては」

「まずお客さんに【イーガオさんに頼んでよかった】と喜んでほしいというビジョンがあるよね」

「しかしお客さんに喜んでもらえるようなパフォーマンスをメンバーに発揮してもらうためには」

「コラボメンバーが【やっててよかった!】という感覚を持てることを大事にしたい」

「そのためであれば全力つくす!」

「宮本さんの場合、何をなしとげたいかがハッキリしてたし、
普段から社内でもやりたいことを頑張ってることを見せてたので」

「休職した方が絶対パフォーマンス上がるって思ってたので、
引き止めることなくいってこいやーできたんですよねー」

とのこと。

あくまで、キャリアプランニングにおいて大事なことを考えてくれたり
最終的にお客さんのためになるという目的があったから
ということのようです。

実際その通りになってて、ここ数か月間はずっとモチベーションが高かったりして、
なかなか良い感じで仕事できてます。

思ったこと

個人的に、休職する前は、実はそれによって仕事のパフォーマンスが上がるとは特に思ってなかったんですよ。ダンスのパフォーマンスは上げたかったですけど。

でも、やりたいことに本気で邁進してみると、乗り越えないといけない壁にもたくさんぶつかるので、そういう課題に対処していく中で自分の意識が変わって、仕事にも以前より積極的に取り組むようになった
という変化があったなーと振り返って思います。

ちなみに
仕事のモチベーションは様々な要因が関わって移ろい行くものだと思うので、あくまで現時点での感想です。
(今後ずっと「宮本さんモチベーション高いんだよね?」みたいにイジられると困る笑)

でもとにかく、とても良い休職をさせてもらえたと思っています。
これも、離任を快く受け入れて送り出してくださった前の現場の方々や、サポートして下さったイーガオのメンバーの助けがあってのことでした。

僕もできるだけ人に還元しながら、今後も楽しく人生やっていこうと思います。

さいごに

今回の記事では、
【イーガオについて】のページにある企業理念の一つ
「面白いこと、楽しいことを諦めない」
とリンクしたなーと思う自分の休職経験について書いてみました。

個人的にイーガオの好きなところは、
こういった抽象的な企業理念について、地道にですが
組織としてずっと取り組み続けているところなんですよね。

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ではまた!

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