もくじ
梅雨入り間近の今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
この時期の旬といえば、、、、、「鮎」ですよね!
鮎は綺麗な水を好むことから「清流の女王」とも呼ばれるらしいです。なんだか某モンハンに出てきそう
旬な食材はその時期に起こしやすい体調不良をカバーする効能が期待できるらしいので、折角なので「鮎の塩焼き」食べて梅雨を乗りきりましょう!
さて今回は弊社代表のたなかさんと取締役のうしきさんにお時間頂き、お二人の若手時代のお話をお伺いしてきました!
たなかさんとうしきさん普段からエンジニアの目線になって気軽にコミュニケーションを取ってくださるお二人ですが、若手時代のお話は聞いたことがなかったので興味津々で深ぼってきました。
弊社の経営層の普段の一面が垣間見えると思いますので、是非最後までお付き合い頂ければと思います。
それではどうぞ~
たなかさんは父の日にのど飴をもらった。
早速録音始めちゃいますが、全員揃うまで少々お待ちを~
みてこれ、父の日にもらったんだ~
みんなに自慢してるの(笑)
のど飴良いじゃないですか!
いや、のど飴ってどういうことよ!?
ちゃんと袋にも入れてくれていて良いじゃないですか!
父の日なんてスルーされることも多いのに。
そうですよ!
こういうのは気持ちが大事ですから!
そう。気持ちは大事だよね。
早く治してねってことですよ~
※たなかさんはインタビュー前日まで体調を1週間程崩していました。
のど飴は昔からこだわりがあって、コンビニとかにこれが売ってたら全部買い占めるぐらいで、これ以外は食べれないんだよね~
キシリトール入ってないやつが良くて。
やっさしいじゃないですか~
ちゃんと好みも把握してくれていて。
こののど飴あんまり見たことないですね。
でしょ!
意外にこれ売ってないのよ。
現場にいる頃はこれ一袋を一日で食べちゃうから、かみさんにも見かけたらいっぱい買っといてて依頼してるんだよね(笑)
のどにスッキリ ミルクとハーブのやさしい味わい
の、のど飴ってそんなに美味しくないじゃないですか??
のど飴美味しいですよ!!
龍角散さいこー!
若手時代 ~うしきさんの場合①~
と、ここで皆さんいつの間にかお集まりいただきましたので、インタビュー始めていきたいと思います!
まずはお二人の若手時代のお話しを伺えればと思います~
どちらかお話し伺いましょう、、
え~うしきさんからでしょ。(笑)
ちなみにうしきさんと僕ってまったくIT業界の経験年数が一緒なんですよ。
歳は違うけど、同期っちゃ同期なんですよ。
へ~!!
ではうしきさんから若手の頃を振り返って頂きたいと思います!
よろしくお願いします~
あ~~そうですね~~~
元々、私はゲームを作る専門学校生だったんですよ。
す、すごい。。
いや、凄くないんですけど(笑)
ゲームを作る会社に就職しようかなと思って就活してたんですけど、中々にハードルが高くて、、それならSESの会社も一応システム系ではあるので、どうかなと思って応募してみたら受かったのでこの業界に入りました。
まー皆さんもSESのエンジニアとして現場に出られてた経験があるので分かると思うんですが、大体最初は技術系の現場に入るんです。
で、専門学校でプラグラムとか一通りやっていたので、一応最初からプログラムができる奴的な感じで立ち回れたんですけど、私が新人1年目に入った現場が今考えると中々あり得ないんですけど、お客さんとのやりとりをいきなり任せられまして、まーいじめらました(笑)
それはそれで良い経験にはなってるんで良いんですけどね。
この現場では、VBAで荷物をいかに効率よく詰めるかみたいなシステムを作っていまして、この時にExcelのVBAを初めて触ったので、「おーExcelってこんなこともできるんだ」と思ったのを今でも覚えますね~
その時は専門卒だと21歳とかです?
そうですねー22歳とかだと思います。
遊びたかったので、長めの専門学校に通ってました(笑)
なるほど~
チームとしてではなく個人で配属された感じですか?
当然上司もいたんですが、実際にプログラムを組むのは私で、上司と言っても半分営業的な役割のおっさんと一緒に行ってましたね。
うしきさんのいた会社ってお客さんと直接取引する案件が多くて、途中に会社を挟まないで一次受けとして受注してたんだよね。
まーちゃんとした実力がある人は、お客さんの所謂研究所みたいなちゃんとしたセキュリティが固いところに配属されて、お客さんのメイン商品についての研究をやってたのですけど、そういうところではなく一次受けとはいえ結構ゆるーい現場ではありましたね。
ただ、新人一年目の時に初めてお客さん先に遅刻した時に、上司のおっさんにガチギレされたのが今までの人生で最大の恐怖でしたね(笑)
そうなの!?
それが最大なの?
最大、、そうですね。
最大って言っても他にもまだまだ恐怖はありましたが(笑)
そんなのが新人一発目でそれが一番思い出に残ってますね。
ものすっっっごい遅刻したんですか?
寝坊とか。
もの凄い遅刻したんじゃないんですかね。
客先に一人で行っていた所でもあったので、、
本当なら客先に10時に行かないといけないのに、10時30とかに着いた気がします。
そんな程度で??
そのぐらいだったらちずこさんだって一杯やってるでしょ?
いやーーーそうかな(笑)
そういう時はちゃんと午前中の予定ない時とかにね?(笑)
いやー今の時代とは違いますよ!
しかも客先ですよ?
時間はね、、あれでしたね。
厳しかったですね。
人によりますけど。。。
まー今考えると、エンドの客先に行かせて失敗したときにそんなに怒るなら、だれか大人の一人でも付けとけよって感じなんですよ(笑)
でも、新人で一人で行けって言われるぐらいだから、うしきさんが信頼されてたんですよ!
そういう風な見方もありますけど、どうなんでしょうね~?
ただ一緒に行っていた一応上司のおっさんがかなりいい加減だったので、だからかもですけどね。
結構やるよね~
一次受けの企業は新人だろうがいきなりお客さんの前に連れてったり。
あの頃って私たばこをがんがん吸ってまして。
当時も本当はだめなんですけど、何故か休日出勤した時はデスクでたばこを吸いながら仕事をしても目を瞑ってもらえてたんですね。
この休日は自分のデスクでたばこを吸っても良いって教えてくれたのがいいかげんなおっさんでしたね(笑)
あぶねえな。
あやしい(笑)
仕事を全然しないで、アロハシャツ着てて酔っぱらってるんだがなんだかしてて、すごい変なJPOPでもない演歌でもない音楽をスピーカーで流してたんですよね。
「なんだこのおっさんは」って感じで、でも「これが社会人か」って思ってました。
なるほど。
その現場が1発目でどれくらい居たんですか?
あんま覚えてないけど、半年ぐらいかな。
でもダラダラと続いてた感じですね。
他の現場にも出つつエラーの改修もちょくちょくやってました。
若手時代 ~うしきさんの場合②~
次の現場で思い出に残っているところはありますか?
そのあとはもうエンジニアあるあるだけど、炎上している案件の思い出しかないです。
あーそれは辛いやつですね。
それが思い返すと辛くないんですよね!
思い返した時に、あの時は楽しかったっすね系が多いです。
あー辛い現場の方が思い出に残っているかも。
炎上した現場で思い出されるのが、くっそ厳しい部長がいて。
良くみんなに謎のプレッシャーをかける名物部長で、その人に呼び出されて行ってみたら、1時間ぐらい目の前で黙ったままで。。
だれか分かったそれ。(笑)
そうその部長を新人2~3年目の私は滅茶苦茶恐れていたんですが、何故か炎上した案件にその名物部長が呼ばれていて、徹夜明けの朝方喫煙所で一緒になって話してみたら「あ~意外とこのおっさんもこういうところあるんだなあ」って思ったのが思い出です。
悪い人じゃないんだよね~
たなかさんが知っているってことは、同じ現場だったりしたんですか?
新卒で入った会社を6年か7年やってて、その途中に入った大きい案件でたなかさんと一緒になったんですけど、私が会社をやめた後半年ぐらいぷらぷらしてたんです。
一応プラプラ遊んでたと言いつつフリーランスでやってくために営業先を探してたんですけど、中々営業先が見つからなかったんです。
それで、たなかさんに声を掛けたのか掛けてもらったのか忘れたんですが、たなかさんの所の会社に拾ってもらってフリーランスの案件を紹介してもらって今に至るって感じです。
ここら辺は今までも色々な所で話していますかね~
確かに、若手の頃の話は別としてフリーランスになってのくだりは良くしてる気がする!
ちなみにうしきさん的に過去一番辛かった案件ってどこ?
一番辛かったのはたなかさんも知ってるかもですけど~
あそこか!〇〇!
××さんいたとこでしょ?
はやい(笑)
そうそう!
一応フリーランスになったとはいえ、それなりにリーダー経験も積んでいたので、「普通にチームを回すのなんて余裕じゃね?」って鼻が高くなっていた当時のうしきさんがいたんですけど、まーボロクソに叩き潰されたプロジェクトマネージャーさんがいたんですよ。
言っていることは正しいんですけどね~
やたら厳しかったですね。
会社の中でも有名なマネージャーさんで、色々なプロジェクトで色々な人と問題になっていたらしくて、、まー非常に細かくて厳しい方なんだよね。
言い方とかも厳しいんですか?
何ていうんですかね~~
言い方は厳しいし、態度も厳しいし。。
仕事が出来る人ではあることは確かだけどね。。
でもそういう人と仕事をして、「こいつみたいには絶対にならない」って決めて、反面教師としてイーガオのビジョンを決めてますね(笑)
あと滅茶苦茶スッキリした話があるんですけど。
その時に私は長く続けられないと早めに思ってしまったので、今やっている案件が終わったら離れさせてくださいと伝えてたんですね、それでも半年~1年ぐらいはやってましたが。
で、滅茶苦茶スッキリしたのは、マネージャー以外の現場のお客さんには私愛されてたので、伝えたときに「え~なんでやめちゃうの?」みたいな感じのリアクションで、馬鹿正直に言うわけにもいかず「一身上の都合で~」みたいな感じで伝えて辞めたんです。
辞めた後に風のうわさで聞いたのは「なんでうしきくん辞めちゃったの?」がどうやらマネージャーのせいであるっていうのが伝わったらしく、そのマネージャーがお客さんに滅茶苦茶詰められてたよって話を聞いてスッキリしました(笑)
なんだっけな~たしかあのマネージャー辞めたって聞いた気がする。
そういうのが結局会社で問題になってたらしい。
あれは辛かったよね~
優秀なうしきさんを辞めさせやがって。ですね。
自分で言うのもなんですが、優秀かどうかというより人当たりが良かったので、、
まーそれも立ち回りなんですけどね。
その当時の辛い経験が今のイーガオを作っている気がしますね!
若手時代 ~たなかさんの場合①~
続いてたなかさんは若い頃どうだったんですか?
若い頃の話なら一日話せるよ(笑)
そこは15分ぐらいにまとめて頂けると、、(笑)
エンジニアになったのは25歳ぐらいで、前の会社に先に友人が入ってて、その友人と飲んでいたら社長さんがきてくれて、良く分からないけど「ウチにこい」って言われたから「分かりました!」って言って行くことになっただけの縁で、元々何やるかも決めて無かったんだよね。
えっその時はプログラム未経験だったんですか?
パソコンも何も触ったことがない状態で、何の会社かもわからないで「分かりました!」って返事してたね(笑)
よろこんで~!!みたいな感じですね(笑)
25歳より前は何されてたんですか??
大学入って、その後印刷会社で営業したりとか、あとどうしてもやりたかったから清掃会社の清掃の車の後ろに乗ってごみを突っ込む仕事もやってたね。
清掃会社!?
なんでやりたかったんですか?
え、なんか楽しそうじゃん。(笑)
ごみが「ガガー」っと入ってくのが気持ちいとかです?
いやーなんか身近な人の仕事じゃないですか?
だからどんな仕事なんだろうなと思って、やりたいなーってね。
そんな感じで色々なアルバイトをして遊んでたね。
まー印刷会社の営業はちゃんとやってて社会人のイロハをそこで教えて貰ったね。
その時は遅刻してなかったんです?(笑)
してた(笑)
営業は車で基本的に移動するんだけど、車をぶつけたことを報告しないでめっちゃ怒られたりとか。
昼休みちょっとうたた寝したら帰ってくるのがめっちゃ遅くて怒られたりとか(笑)
そんな感じで仕事しながら大学行ってたから、ちょっと長めで大学に在籍してて、大学終わる頃に新聞の折り込み広告で仕事を探したら良いやーぐらいで、何でもいいやと思ってたんだけど、丁度そういう話が社長さんからきたから、何も考えず「OKっすー」って感じで答えたんだよね。
フットワーク軽いっすね~
で、とりあえず入社するのに試験するって言われて受けたら一問も分からず(笑)
だっていきなりアルゴリズムとか出てくるわけだよ!
何言ってんだこれって感じ(笑)
ただそのまま入社はしたんだけど、入社後一番最初の仕事が自分の勤務表を作りなさいと言われて、Excelなんてもちろんわからないし、隣の人に全部聞きながら作って、、みたいな感じで最初の3カ月は苦労しましたね。
なんにもわからなかった。。
本当最初の頃のちずこさんよりひどいくらいだった(笑)
いやいや~同じです(笑)
3カ月ぐらいの頃でもWindows上でコピーできなかったからね(笑)
開発はUnix上でやってたから、Unixの操作は出来てもWindowsは全く使えない状態。
で、そんな感じでやってたんだけど、新人で全然仕事が無くて、最初の本格的な仕事が半年ぐらい経ってから。
その間は自宅待機で「イエーイ!!」って感じ(笑)
自宅待機で勉強しろって言われたけど、全然しないし。
するわけないでしょそんなの~毎日遊んでたよ(笑)
だから今この立場になって「勉強しろ」なんて口が裂けても言えないですよ。
wwwwwww
するわけないよね~~って感じ。
で、半年後にJavaの案件に行くんだけど、未経験者のお願いされるものなんてろくな物ないから、プログラムのコメントの大文字と小文字を揃えるとかを延々とさせられる3カ月間だったね。
あとはコピー用紙を一杯並べて冊子作るとか。
でもあの現場でgrepも覚えられたし、世の中にeditorって物があるんだとその時初めて知って、今までメモ帳でプログラミングしてたのに「editorすご!!」ってなったね(笑)
ただ、プログラムだけは最初からめっちゃ出来たんだよね~
えっそんな感じだったのに、なんでですか?
研修も一応No1だったし、研修終わった時にはJavaだったら大抵のものはできるなって自信はあった!
それは研修でやってたら勝手にできるようになったんですか?
あーその代わり毎日夜中の3時まで勉強してた。
めっちゃ勉強してたね。
でもWindows上のコピーはできなかったけどね(笑)
wwwwwwww
プラグラムに関係ないからさ(笑)
当時ノートパソコンとかないから、電車の帰り道で全部ノートにプログラム書いてた!
当時のノートは今もあるんですか??
あるんじゃないかな~探せば。
こういう風に書けば良いんだとか全部勉強して、三か月後にはプログラム経験者含む100人以上の1番になれたかな!
そのあと一切勉強してないけど(笑)
で、12月ぐらいに二つ目の案件に行くんだけど、そこでは普通にプログラムをやらせてもらえたんだけど、、Excelの資料作れって言われてExcelは分からなくてそれも苦労したんだよね~
そんな感じでいくつか案件を転々として、3年目か4年目ぐらいにうしきさんと同じ現場になったんだよね。
そのプロジェクトはすっごく燃えてた。
若手時代 ~たなかさんの場合②~
自分が燃えてる感じ??あー荒れてるってことですね。
どこの案件も忙しいは忙しいんだけど、過去でもその案件が一番ひどかったね~
ってことは炎上案件要因として、途中からそこにうしきさんが入ったんですかね?
いや、うしきさんは炎上案件になる前からいるよ。
そこの案件の全体のフレームワークを準備する段階からいたから、最初は忙しくなかったはず。
俺が入ったころにはもう、、この先やべーなってのが見えてたからね~
年間ずーと稼働が300時間超えてましたね。
ただ一番楽しかったですね~そのプロジェクトは。
僕はうしきさんの会社経由でお世話になってたんですよ。
うしきさんの会社の社員数の倍ぐらい関わっている人が居るようなプロジェクトで、社員の人は大抵関わっていたぐらいの案件規模ですね。
うしきさんは当時のこと覚えてらっしゃるんですか??
覚えてますよ!
その案件はある外資系IT会社の過去最大級の赤字をだした案件ですね。
そうだね(笑)
世界最大級の赤字だってね。
そのぐらいひどかったすね~
大赤字状態なので、各ベンダーがもう契約成立できない状態になることが何度もあって、現場にいても作業停止になったり。
とはいえ、いずれにしろ仕事量も納期も変わらないから、裏で作業継続してましたけどね(笑)
それが何年前のことなんですか??
3年目に入ってから7年間いたかな~
めっちゃ面白かった。
えーどういう風に面白かったんですか??
ん~そのやばい感が楽しかったっすね~最初は。
なので、うしきさんの会社の多くの方々と関わらせてもらいましたし、その時一緒に乗り越えた人たちは今でも会ったりします。
うしきさんとは別チームだったから一緒に乗り越えた感じはなかったけど(笑)
同じチームとか近いチームでやった人は今でも会ったりしますよ。
その時得た事とかあるんですか?
んープロジェクト入る前から既に詳細設計以降であれば、リーダーやってたんだけど、工程レベルではなく、チーム全体マネジメントを対応するにようになったり、顧客提案など超上流工程を経験することが出来たんです。業務知識もめちゃくちゃ勉強しました、、、
そういう意味では、このプロジェクトのおかげで、エンジニアとしても業務側に近い仕事の面白さを感じるようになった感じですかね。
結局チームのリードも全部やらないといけないし、お客さんに提案もしないといけないし、お客さんの業務の内容も全部把握できるようになったので。
まーでるとこでたら、たなかさんの年収の3倍ぐらい貰っているはずですよ。
え~!!
仕事としては上流のところをやらせてもらえたし、その次のプロジェクトでも同じ上流をやらせてもらえたので、この経験は滅茶苦茶ありがたかったですね~
まーその代わり1次受けのマネージャーとは毎回喧嘩してましたけどね(笑)
面白かったっすよ~
4年ぐらいでリーダーってすごい早いんですか?
リーダーは2年目にはやってたかな。
実質半年ぐらいしかプラグラムしてなかったけど、リーダーやってましたね。
え、それは早いってことです?うしきさん。。
はやいっす!
それは超はやいっす!
SESの5次受けとかの会社の人間が1次受けの会社の人間を差し置いてリーダーやってるので。
ただ、2年目でリーダー経験したあと、うしきさんがいた例の炎上案件に行ったら、自分のプログラム能力の無さを痛感させられて。。
うわーそれエンジニアあるあるじゃないですか~
そう、それを繰り返すじゃないですか。
うしきさんとこが作ってるフレームワーク超むずかしくて(笑)
「うわー俺知らんこんなの」みたいなのを色々勉強させられて、「なるほどね~」って。
そこにまたフレームワークを作る凄い人がいて、、うしきさんと真っ先に喧嘩しそうな人なんだけど(笑)
そんなことないですよ(笑)
すげーうるさいおばちゃんで、顧客含めた2,30人集まるようなプロジェクト全体MTGで、大炎上案件でピリピリしている中でも平気でソリティアやっちゃうような人で(笑)
でも、そのぐらい肝も据わっているし、技術も確かな方で、他の案件でもご一緒させてもらったこともあり、いろいろな意味でお世話になりました~。
他にも技術顧問的な人だったり、世界的にも有名な技術者の方にも可愛がって頂いて、そういう人との出会いは貴重ですね。
なるほど~そういうのはSESじゃないと経験するのが厳しいですよね。
その大手会社に入れたら別ですけど。
プロジェクトに色々な企業がかかわっているからこそ、普通では会えないような、とんでもない人と会えますからね。
人生でこの人には絶対勝てないって思ったエンジニアが3人いるんですけど、全員そこの1次受けの会社の方ですね。
やっぱり大炎上案件だけあって、企業の中でも優秀な人が集まっていて、もうやべーなこの人たちって感じ。
どういうやばさなんですか?
1人は俺が最初業務知識が全然なくて苦労して2年目に分かるようになった事を、ものの15分で全部理解した人だね。
経験が違うから仕方ない部分もあるんだけどね~。
ちなみに、その業務について、失敗談&成功体験があって、、、
業務要件を顧客側のコンサルタントと調整しに行った後に、私の業務理解度が低かったことが原因で、私の所属チームのリーダ宛に「なんでお前こんな変な奴を俺の前に連れてくるんだ」って言われてクビきられました。これが失敗談。
でも、その後に業務知識も勉強して、2年後にはそのコンサルタントにの業務を教えるようになってました。これが成功談。
すげー悔しくて頑張ったんでしょうね(笑)
とはいえ、その2年の頑張りを瞬殺で全部把握されちゃったんだよね~
それは同年代の方なんですか?
いや全然目上の方なんです。
あとは、「火消しの天才」って言われている人もいて、その人も凄かったっすね。
お客さんに絶対嫌われないんだけど、リリースできないものはできないと言い切る。
で、プロジェクトメンバーに対してはめっちゃ厳しくて、みんな怒られるんだけど、だれもその人の事を嫌いにならない。
その人はすごかったですね~
第三ボタンぐらいまではだけて、ジャラジャラつけてましたけど(笑)
個性強いけどみんなから信頼されてましたね~
最後3人目はどんなかたなんですか?
3人目はどっちかっていうと普通のマネージャーさんかな。
マネージャーさんなんだけど滅茶苦茶頭キレるなって感じ。
何言っても先の事をいわれるんで、「あ~これはすげーな」って感じ。
内心うしきさんドキドキしてたんじゃないですか?
3人目、あれあれ出ちゃう俺みたいに(笑)
思ってない思ってない(笑)
ただもしそうだったら、おー面白い話だなあと思うっすけど(笑)
そんなにうしきさんと関わってなかったからね~
喫煙所でくだらない話をするだけの中でしたね(笑)
失敗談なんてくそほどある
お時間がもうあとわずかとなってきましたので、最後にお二人の印象に残っている失敗談があれば教えて頂きたいです!
失敗談なんてくそほどあるからな~
失敗談か~
失敗談、、、
遅刻なんてのは失敗だと思ってないからな~
ためになったというか、失敗して強烈に反省して糧になったな~と思ったことが1つあります。
リーダとして保守をしていた領域で障害が発生した際の出来事なんですが、仲の良いお客さんとたばこ吸いに行って雑談の中で「またやらかしたの?」って言われたんですが、思わず「いやーあれ俺じゃないんすよ~」って言っちゃった発言が5分後に滅茶苦茶恥ずかしくなったことがあって。
自身の立場を考えると、やらかしているのはチームあって、担当したのは確かに俺じゃなかったけど、お客さんに対してその発言をするのがどんだけ恥ずかしい事かっていうのを思って。。
「一個人じゃないよねもう」って。
その時にお客さんと話すときの視点が変えないといけないと痛感しましたね。
結局自己保身だったんだなってわかって、「だっせーな俺」って超思って一番恥ずかしかった瞬間です。
特にお客さんに何か言われたわけではないんだけどって感じですね。
そのお客さんはすげーできる人だったから、きっと見透かされていると思って、超恥ずかしかったですね。
4~5年目ぐらいの時だったかなあ。
まーそのあとも長くお付き合いしてくださったんですけど、、恥ずかしかったですね~
先ほどのうしきさんのお話しじゃないですが、天狗になっていたところをボキボキ折られたって経験はあるんですか?
いっぱいありますよ!いっぱい!
絶対伸びてきたら折られて、また伸びてきたら折られてを繰り返してます。
うしきさんはなにか思い当たるものありますかね??
エンジニアとしての失敗談、、
酒飲んでやらかしたとかなら一杯あるんですけどね~
そうっすね~
昔の自分を思い出すと恥ずかしくなる事はいっぱいありますかね。
たなかさんとも一緒にいた案件で、その当時下についてくれていた子がいて、その子に自分の考えを色々言ってしまった事があって、今そのことを思い返すとなんて身勝手だったんだろうと恥ずかしくなりますね。
wwwwwwwww
あとは見積もりをやらかしたーとかスケジュールをうまくひけなかったとか細かいのはいっぱいあるんですけどね~
これだっていう面白いのはないですかねえ。
エンジニアっぽいので言うと、あるシステムの中で係数みたいなのが1ずれてしまったことがあって、散々テストした時に再現性なかったけど、本番である特定パターンにおいて大問題になってしまい、その時は3日間帰れなかった。。。
で、その間ずっと会議室で顧客の課長さんとか部長さんに怒られっぱなしで。最初机とか椅子を蹴られ、、ただ顧客の顧客にも何十人って体制で謝罪連絡などをしなきゃいけなかったから、平謝りでした。。。
テストは大事ですよね。。
大事!
これはね~一番怖かった。
だって、お客さんの洋服に龍とか入っててスキンヘッドだったりするんだぜ。
まーでもすごい出来る人なんだけどねその人は。
若かりし頃のあなたにアドバイスするなら
残り5分となりましたので、最後に若手の頃の自分にアドバイスするならなんてアドバイスしますか?
若手の私に何を言っても無駄だとおもいます(笑)
俺も無駄だと思うんだよな~
私はちゃんと化粧落としなさい!です!
wwwwwwwwww
失敗とかも含めて、今までの経験が無駄だとは思わないからな~
何も言うことないかな~
そうそう!
多分声を掛けられた程度じゃ分からなくて、色々やって、人と接して、振り返って感じ取らないと成長しないというか。
そうそう、色々失敗をして成長をして今があるって思えば、仮に声を掛けて失敗をせずに今の自分じゃない自分になっているのも怖いし。
でも、俺はいっぱい失敗していいよって言うかな。
どんどん皆さん失敗したほうが良いと思いますよ。
どんだけ本番ででっかい障害出しても良いから痛い思いして来いって思う。
そうですね~
何も面白くはないですけど、若手はエンジニアリングの勉強はしといたほうが良いっすよ。
まー癖ですかね、勉強する癖というか。
最近行けてないですけど、本屋を巡るのが好きな時代があって、本屋楽しいんですよ。
新しい言語に触れられたり、今だったら新しい考え方とかにも触れられますし。
我々の世代と違うのは、ネットを見れば大抵のことが調べられるって状態にあるんですよね。
昔は、その情報を仕入れるために本屋を一生懸命漁ってそれでもないって時代でしたからね~
その時代とは今は違うから、情報の取捨選択を間違えるなよとは思う!
なるほど~
お二人のアドバイス肝に銘じておきます。
白熱してしまいついついお時間過ぎてしまいました。。
本日はありがとうございました!
あとがき
いかがだったでしょうか?
個人的にはお二人の普段の感じが伝わる内容になっていたのではないでしょうか?
最後まで読んでくださって興味がさらに湧いてきたそこのあなた、気軽にお二人に声をかけてみてください~
きっとフランクにお話ししてくれるはずです!(多分)
ではでは。